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文献詳細

雑誌文献

検査と技術28巻7号

2000年06月発行

文献概要

増刊号 血液検査実践マニュアル Part 2 血球計数検査 1.血球計数検査

4)用手法の実際 c)血小板数(直接法,ブレッカー・クロンカイト法)

著者: 氏家幸1

所属機関: 1慶應義塾大学病院中央臨床検査部

ページ範囲:P.686 - P.686

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はじめに
 血球数算定(視算法)は,従来メランジュールを用いる方法で施行された検査であるが,感染の危険の可能性があり,メランジュールは使用せずピペットを用いる方法に改良された.現在,自動血球計数装置による測定が一般的である.しかし,赤血球の存在下で行うため,血小板と同程度の大きさの小赤血球や,通常サイズより大きい大〜巨大血小板が出現する検体では正しい計数ができない.このような場合は,直接算定板による計数が必要となる.
 本法では赤血球を溶血し,血小板は光屈折性を持つ円形〜楕円形の小体として算定する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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