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文献詳細

雑誌文献

検査と技術28巻7号

2000年06月発行

文献概要

増刊号 血液検査実践マニュアル Part 2 血球計数検査 1.血球計数検査

5)自動測定法の実際 c)血小板数

著者: 松野一彦1

所属機関: 1北海道大学医療技術短期大学部

ページ範囲:P.699 - P.702

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はじめに
 血小板数の測定は血小板減少症や血小板増多症の診断に必須であり,現在血液疾患をはじめ自己免疫疾患,肝疾患など多くの臨床の場で重要な検査である.
 従来,血小板数の測定はBrecher-Cronkite法やRees-Ecker法などの視算法(マニュアル法)によっていたが,測定に時間を要するため,検体数が増加した現在ではほとんどの施設が自動測定法によっている.しかし,小赤血球が多数存在したり,血小板凝集が存在している場合,自動測定法では不正確な結果を出すことがあり,このような場合には現在でも視算法によって真の値を求める必要がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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