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文献概要
■普通染色所見
デーレ小体は,成熟した好中球の細胞質に見られる封入体で,好塩基性に染まる不明瞭な斑点として認められる.ギムザ染色で淡青色ないし青色に染色され,類円形で,大きさは1〜2μmである.リボソームに存在するRNA(rRNA)が,塩基性色素のメチレンブルーに親和性を示すことから青色に染色される.
電顕的にはリボソームと層状配列の粗面小胞体からなり,特定の封入体というよりは,成熟好中球におけるリボソームや粗面小胞体の部分的遺残というべき変化である.
デーレ小体は,成熟した好中球の細胞質に見られる封入体で,好塩基性に染まる不明瞭な斑点として認められる.ギムザ染色で淡青色ないし青色に染色され,類円形で,大きさは1〜2μmである.リボソームに存在するRNA(rRNA)が,塩基性色素のメチレンブルーに親和性を示すことから青色に染色される.
電顕的にはリボソームと層状配列の粗面小胞体からなり,特定の封入体というよりは,成熟好中球におけるリボソームや粗面小胞体の部分的遺残というべき変化である.
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