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文献詳細

雑誌文献

検査と技術28巻7号

2000年06月発行

文献概要

増刊号 血液検査実践マニュアル Part 3 血球形態検査 4.LE細胞検査

1)検査の目的と意義

著者: 西村敏治1

所属機関: 1NTT東日本関東病院臨床検査科

ページ範囲:P.789 - P.790

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はじめに
 LE細胞(lupus erythematosus cell)は1948年,Hargravesら1)によって全身性エリテマトーデス(SLE)患者のヘパリン加骨髄塗抹標本の中に均一無構造な紫紅色の封入体を持つ細胞として発見された.この細胞の発見を機にその成立機序が明らかになり,種々の検出法も報告されるようになった.
 LE細胞は生体内にはほとんど認められず,通常採血後,生体外で人工的に形成される細胞で,封入体(LE体)を貪食した細胞のことである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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