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増刊号 血液検査実践マニュアル Part 3 血球形態検査 4.LE細胞検査
3)検査の実際
著者: 西村敏治1
所属機関: 1NTT東日本関東病院臨床検査科
ページ範囲:P.792 - P.793
文献購入ページに移動はじめに
LE細胞検査には全血を用いる直接法と血清を用いる間接法がある.前者は抗凝固剤を用いない凝血法とヘパリン加血液を用いる方法がある.後者は操作がやや煩雑で陽性率も落ちるが,患者の血清しか得られないとき(保存も可能)や患者の好中球が著減している場合などに,患者血清と健常人血液(白血球)を混合してLE細胞を検出する方法としても用いられている.
以下,直接法の代表的方法について述べる.
LE細胞検査には全血を用いる直接法と血清を用いる間接法がある.前者は抗凝固剤を用いない凝血法とヘパリン加血液を用いる方法がある.後者は操作がやや煩雑で陽性率も落ちるが,患者の血清しか得られないとき(保存も可能)や患者の好中球が著減している場合などに,患者血清と健常人血液(白血球)を混合してLE細胞を検出する方法としても用いられている.
以下,直接法の代表的方法について述べる.
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