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文献概要
増刊号 血液検査実践マニュアル Part 5 凝固・線溶検査 5.特殊検査
8)凝固因子インヒビター
著者: 腰原公人1
所属機関: 1東京医科大学臨床病理学教室
ページ範囲:P.890 - P.892
文献購入ページに移動はじめに
凝固因子インヒビターには,生理的に存在するアンチトロンビンやプロテインCなどの凝固阻止因子と後天的に出現する循環抗凝血素とも呼ばれるものがある.
ここでは後者のうち,単一の凝固因子(第VIII,IX因子を中心に)を標的とする免疫グロブリンの検査方法について解説する.なお,invitroでリン脂質依存性に凝固因子活性に影響を及ぼすループスアンチコアグラントについては前項を参照されたい.
凝固因子インヒビターには,生理的に存在するアンチトロンビンやプロテインCなどの凝固阻止因子と後天的に出現する循環抗凝血素とも呼ばれるものがある.
ここでは後者のうち,単一の凝固因子(第VIII,IX因子を中心に)を標的とする免疫グロブリンの検査方法について解説する.なお,invitroでリン脂質依存性に凝固因子活性に影響を及ぼすループスアンチコアグラントについては前項を参照されたい.
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