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増刊号 血液検査実践マニュアル Part 8 遺伝子関連検査 2.遺伝子検査
1)遺伝子検査の原理・種類と目的
著者: 北村聖1
所属機関: 1東京大学医学部臨床検査医学講座
ページ範囲:P.947 - P.949
文献購入ページに移動はじめに
白血病の診断は腫瘍細胞が末梢血中を流れているため,当然,末梢血や,骨髄血の形態的観察で診断可能な場合が大多数である.しかし,その病型診断,あるいは治療後の残存腫瘍細胞の検出などにおいては,いまだ少ない病型の白血病であるが,これらの染色体変化や遺伝子変化をとらえることで非常に鋭敏かつ正確な診断をすることができるようになってきた.本稿では,表に示すような白血病・リンパ腫の遺伝子診断の意義と原理,種類について概説する.
白血病の診断は腫瘍細胞が末梢血中を流れているため,当然,末梢血や,骨髄血の形態的観察で診断可能な場合が大多数である.しかし,その病型診断,あるいは治療後の残存腫瘍細胞の検出などにおいては,いまだ少ない病型の白血病であるが,これらの染色体変化や遺伝子変化をとらえることで非常に鋭敏かつ正確な診断をすることができるようになってきた.本稿では,表に示すような白血病・リンパ腫の遺伝子診断の意義と原理,種類について概説する.
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