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検査データを考える
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はじめに
ヘルペス属ウイルスのEBウイルス(Epstein-Barr virus;EBV)の感染により惹起される代表的疾患は,非腫瘍性発熱性疾患(急性感染症)である伝染性単核球症(infectious mononucleosis;IM)であるが,EBVは腫瘍の発症にも関与している.EBV感染症を診断するうえで重要な血清学的所見,ならびにIM症例について検査上のポイントを述べる.
ヘルペス属ウイルスのEBウイルス(Epstein-Barr virus;EBV)の感染により惹起される代表的疾患は,非腫瘍性発熱性疾患(急性感染症)である伝染性単核球症(infectious mononucleosis;IM)であるが,EBVは腫瘍の発症にも関与している.EBV感染症を診断するうえで重要な血清学的所見,ならびにIM症例について検査上のポイントを述べる.
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