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文献詳細

雑誌文献

検査と技術29巻10号

2001年09月発行

Laboratory Practice 血液 骨髄塗抹標本の見かた

異常細胞の見かた・3 リンパ球系の異常

2.数の異常と形態異常 細胞質の異常(2)

著者: 大畑雅彦1

所属機関: 1静岡赤十字病院検査部第2課

ページ範囲:P.1188 - P.1193

文献概要

形態学的所見(症例1:図1)
 ごく一部の細胞の細胞質にはアズール顆粒が認められ,核の異型性を認める異常な細胞も存在する(矢印).核小体を有する細胞も見られるが,核のクロマチン構造からは幼若な印象はない.骨髄全体の細胞構成としては,顆粒球系と赤芽球系細胞の著減がある(異常細胞は,ペルオキシダーゼ染色陰性).

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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