文献詳細
文献概要
絵で見る免疫学 基礎編・21
抗原と抗体の反応機構
著者: 高木淳1 玉井一2 隈寛二3
所属機関: 1ダイナボット(株)器機診断薬事業部 2栄光病院 3隈病院
ページ範囲:P.1202 - P.1203
文献購入ページに移動蛋白質の機能は,アミノ酸の配列によって決定される高次構造で発揮される.その構造はまず,アミノ酸の共有結合で連なったポリペプチド鎖からなる一次構造である.これがコイル状(αヘリックス)を形成したり,ポリペプチド鎖が立体的にヒダ状のシート(βシート)を形成したりする.これを二次構造と言う.これらポリペプチドが更に折りたたまれて三次構造を形成している(図1).
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