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技術講座 病理
モノクローナル抗体とポリクローナル抗体の特徴と作製方法—免疫組織化学への応用
著者: 金子千之1
所属機関: 1藤田保健衛生大学衛生学部病理組織細胞学
ページ範囲:P.1337 - P.1344
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マウスーヒトキメラ抗体やヒト化モノクローナル抗体を用いた臨床応用が試みられている.キメラ抗体やヒト化モノクローナル抗体は種々の疾患に使用され,即ち,乳癌,急性骨髄性白血病やB型肝炎などの治療薬としてその効果や予防が期待されている.また癌細胞にアポトーシス遺伝子を組み込んだ後,癌細胞だけを攻撃するモノクローナル抗体を導入して,癌細胞の数が減少したり,腫瘍が縮小した報告がある.モノクローナル抗体とアポトーシス遺伝子を併用することにより,脳腫瘍や子宮癌の遺伝子治療として研究開発されている.
マウスーヒトキメラ抗体やヒト化モノクローナル抗体を用いた臨床応用が試みられている.キメラ抗体やヒト化モノクローナル抗体は種々の疾患に使用され,即ち,乳癌,急性骨髄性白血病やB型肝炎などの治療薬としてその効果や予防が期待されている.また癌細胞にアポトーシス遺伝子を組み込んだ後,癌細胞だけを攻撃するモノクローナル抗体を導入して,癌細胞の数が減少したり,腫瘍が縮小した報告がある.モノクローナル抗体とアポトーシス遺伝子を併用することにより,脳腫瘍や子宮癌の遺伝子治療として研究開発されている.
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