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文献詳細

雑誌文献

検査と技術29巻12号

2001年11月発行

文献概要

技術講座 病理

モノクローナル抗体とポリクローナル抗体の特徴と作製方法—免疫組織化学への応用

著者: 金子千之1

所属機関: 1藤田保健衛生大学衛生学部病理組織細胞学

ページ範囲:P.1337 - P.1344

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新しい知見
 マウスーヒトキメラ抗体やヒト化モノクローナル抗体を用いた臨床応用が試みられている.キメラ抗体やヒト化モノクローナル抗体は種々の疾患に使用され,即ち,乳癌,急性骨髄性白血病やB型肝炎などの治療薬としてその効果や予防が期待されている.また癌細胞にアポトーシス遺伝子を組み込んだ後,癌細胞だけを攻撃するモノクローナル抗体を導入して,癌細胞の数が減少したり,腫瘍が縮小した報告がある.モノクローナル抗体とアポトーシス遺伝子を併用することにより,脳腫瘍や子宮癌の遺伝子治療として研究開発されている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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