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文献詳細

雑誌文献

検査と技術29巻12号

2001年11月発行

文献概要

Laboratory Practice 血液 骨髄塗抹標本の見かた 異常細胞の見かた・3 リンパ球系の異常

2.数の異常と形態異常 核の異常

著者: 長野美恵子1 西村敏治1

所属機関: 1NTT東日本関東病院臨床検査部

ページ範囲:P.1360 - P.1363

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はじめに
 リンパ球系腫瘍の中で,特徴的な形態異常を示す疾患は,リンパ性白血病,リンパ腫,骨髄腫などがある.細胞の形態学的特徴は,大きさ,細胞質の色調,顆粒の有無,核構造などが挙げられる.中でも成人T細胞白血病/リンパ腫,菌状息肉症,Sézary症候群は,核形,核構造に異常が見られ,花弁状,脳回状,クルミ状とも形容される特徴ある細胞が出現し,鑑別には注意を要する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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