文献詳細
文献概要
検査じょうほう室 病理:病理標本に見られる不思議な現象
替え刃式ミクロトーム刀
著者: 広井禎之1 吉村忍2 田中まさよ12
所属機関: 1防衛医学大学校病理学第1講座 2防衛医科大学校病院検査部病理 3(株)サクラファインテックジャパン,ラボラトリー事業本部技術開発部
ページ範囲:P.1386 - P.1387
文献購入ページに移動薄切時における替え刃式ミクロトーム刀の使用は常識的に行われており,替え刃式ミクロトーム刀は現代の病理組織標本作製にはなくてはならない道具である.ところでこの替え刃式ミクロトーム刀,いつから使われるようになったのだろうか? それ以前は何を使っていたのか,そしてどのようにして開発されたのであろうか? 本稿ではこの替え刃式ミクロトーム刀の開発(発想),規格および使用方法について記述する.
掲載誌情報