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けんさアラカルト
嫌気性菌検査の現状
著者: 国広誠子1
所属機関: 1山口県立中央病院中央検査部
ページ範囲:P.1448 - P.1448
文献購入ページに移動嫌気性菌検査は日数や経費を要し,嫌気性菌のみによる感染よりも通性菌との混合感染が多いため,嫌気性菌検査を行わなかったり,不十分である場合も多い.そのため,わが国の臨床疫学的報告では嫌気性菌感染症に関する情報は多いとは言い難い.また嫌気性菌の検出率は,検査材料の選択,採取方法,輸送・保存方法,使用する分離培地によっても左右される.これら嫌気性菌検査の現状をふまえ,嫌気性菌検査の問題点や質の向上のための検査法について述べる.
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