icon fsr

文献詳細

雑誌文献

検査と技術29巻13号

2001年12月発行

文献概要

見開き講座 分子細胞遺伝学への道しるべ・12

染色体4.染色体構造異常

著者: 田村高志1

所属機関: 1杏林大学保健学部臨床遺伝学教室

ページ範囲:P.1456 - P.1457

文献購入ページに移動
構造異常とは
 生殖細胞の染色体になんらかの原因によって切断(breakage)が起こり,その切断の大部分は修復機構によって元どおりに修復される.しかし,修復されずにその断片(fragment)が消失したり,誤って他の染色体と再結合することによって構造異常(structural abnormality)が生じる(図1).構造異常には様々な種類がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?