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文献詳細

雑誌文献

検査と技術29巻13号

2001年12月発行

文献概要

トピックス

冠動脈のMRA検査

著者: 渡邊祐司1 田淵隆2 光井英樹2 森本規義2 中田和明2 熊代正行2 清野隆2 永山雅子1

所属機関: 1倉敷中央病院放射線科 2倉敷中央病院放射線センター

ページ範囲:P.1493 - P.1495

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はじめに
 冠動脈のMRA(magnetic resonance angiography)は,MRを用いて冠動脈を非侵襲的に描出する方法である1〜3)
 冠動脈は,大動脈や腸骨動脈に比べ細く,冠動脈主幹部の直径は3〜5mmで末梢に向かうに従い先細る.さらに,冠動脈は心拍動,呼吸運動により常に動いている.このためMRで冠動脈を描出するためには,心拍動と呼吸運動を停止させた状態でデータ収集を行う必要がある.このため冠動脈のMRAは,MRAの中で最もチャレンジングな領域である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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