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文献詳細

雑誌文献

検査と技術29巻2号

2001年02月発行

けんさ質問箱

Q 肝疾患時のGOT/GPT<1の解釈

著者: 飯田眞司1

所属機関: 1元千葉大学医学部附属病院検査部

ページ範囲:P.156 - P.157

文献概要

 急性肝炎および肝損傷の初期にはGOT>GPTが普通ですが,交通事故の患者が搬送された際,CT上に肺と肝の損傷を認め,事故後1時間の生化学検査でGOT 639 GPT>1.044,LDH>1,564(フジドライ5500で検査)でした.「肝炎ウイルスの抗原・抗体価」(『検査と技術』23:638,1995)にはGOT/GPT<1とありますが,この場合,GOT/GPT<1をどう解釈したらいいのでしょう.尿蛋白,BUN,血中クレアチニンとの相関もあまりないと思いますが,それはどうしてでしょう.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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