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文献詳細

雑誌文献

検査と技術29巻3号

2001年03月発行

文献概要

技術講座 生化学

血清中ALP活性測定法

著者: 小池亨1 山崎浩和1 多田正人1 細萱茂実1 尾崎由基男2

所属機関: 1山梨医科大学附属病院検査部 2山梨医科大学臨床検査医学講座

ページ範囲:P.225 - P.230

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新しい知見
 ヒト血清中ALP活性測定法として,日本臨床化学会より勧告された方法が広く普及している.基質として4-ニトロフェニルリン酸を用いる場合,緩衝液の種類によりALPの各アイソザイムの活性が大幅に変動する.さらに,食事と血液型により,ALP活性値に変動が認められるとの報告がある.近年の分子生物学の進歩により,ALPの構造や遺伝子上での研究が飛躍的に発展した.また,免疫学的手法による骨型ALPの自動定量法が開発された.一方で,緩衝液の差による反応性の違いを利用する方法の報告もある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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