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文献概要
Laboratory Practice 生化学 精査と治療に生かす検査データ
急性腎炎
著者: 鈴木洋通1
所属機関: 1埼玉医科大学医学部腎臓内科
ページ範囲:P.350 - P.351
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急性腎炎は,従来は急性糸球体腎炎,あるいは溶連菌感染後に起こる腎炎のことを意味していたが,最近はより広い意味での急性腎炎症候群を示すことが多くなっている.したがって,診断もより多岐にわたる疾患を鑑別に入れることが重要である.また,従来の感冒様症状が先行し,2週間後ぐらいに血尿,浮腫が出現するという典型的な発症は少なくなっている.
急性腎炎は,従来は急性糸球体腎炎,あるいは溶連菌感染後に起こる腎炎のことを意味していたが,最近はより広い意味での急性腎炎症候群を示すことが多くなっている.したがって,診断もより多岐にわたる疾患を鑑別に入れることが重要である.また,従来の感冒様症状が先行し,2週間後ぐらいに血尿,浮腫が出現するという典型的な発症は少なくなっている.
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