icon fsr

文献詳細

雑誌文献

検査と技術29巻4号

2001年04月発行

文献概要

Laboratory Practice 血液 骨髄塗抹標本の見かた 異常細胞の見かた・2 顆粒球系の異常

1.数の異常 増加と減少

著者: 清水長子1

所属機関: 1慶義應塾大学病院中央臨床検査部

ページ範囲:P.352 - P.354

文献購入ページに移動
はじめに
 白血球は大きく顆粒球と単球とリンパ球に分けられる.顆粒球は骨髄中で顆粒球系前駆細胞(colony-forming unit granulocyte;CFU-G)がコロニー刺激因子(cololly-stimulating factor;CSF)の刺激を受けて分化・成熟し,さらに特殊顆粒(二次顆粒)の染色性により好中球,好酸球,好塩基球と区別ができる.顆粒球系細胞の中で骨髄球までは分裂能を持っており,末梢血中に桿状核球より流出する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?