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自動尿分取装置を用いた尿検査搬送システム
著者: 細谷隆一1 福村幸仁1 小島登美枝1 牛島義雄2 小林功2
所属機関: 1群馬大学医学部附属病院検査部 2群馬大学医学部臨床検査医学講座
ページ範囲:P.396 - P.398
文献購入ページに移動生化学検査および血液学検査などに検体搬送システムが数多く構築されている現在,尿検査においても,検体搬送システムの導入が検討されはじめている.尿検査部門は,定性検査,尿沈渣,定量検査と大別されているところが多い.現在,尿検査のシステム化は,定性検査と尿沈渣,定性検査と定量検査のような2種の分析装置の接続例が数多く報告されている1,2).当施設では起点に尿検体の前処理を行う自動尿分取装置を配置し,定性検査,尿沈渣,定量検査を搬送ラインで結び,総合的な尿検査搬送システムを構築した.本稿では,自動尿分取装置を中心とした尿検査搬送システムについて紹介する.
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