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技術講座 血液
APTTの測定
著者: 桜井典子1 前場恵一子2
所属機関: 1神奈川県衛生短期大学 2(株)江東微生物研究所東北中央研究所
ページ範囲:P.421 - P.427
文献購入ページに移動APTTは止血検査の1つで内因系凝固のスクリーニング検査として測定され,日常検査では凝固用測定機器による測定が主となっている.これまでのAPTTは出血性素因検索を目的とした検査であったが,近年は血栓症のスクリーニング検査としてループスアンチコアグラント検出にも用いられている.また,透過光変化を検出する機器での透過率波形分析によるDIC(播種性血管内凝固症候群)の初期診断や予後の予測にも活用され始めている.
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