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文献詳細

雑誌文献

検査と技術29巻5号

2001年05月発行

文献概要

技術講座 生理

胆道の超音波検査の進めかたと見かた

著者: 杉浦信之1 唐沢英偉2

所属機関: 1千葉大学医学部第1内科 2東京女子医科大学消化器病センター消化器放射線科

ページ範囲:P.429 - P.435

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新しい知見
 超音波検査の最近の知見として,デジタル超音波技術の開発と造影剤を使用した造影超音波,3D超音波が挙げられる.末梢投与可能な造影剤の出現から,デジタル処理技術の進歩によりハーモニックイメージが開発され,Bモード像の画質改善がみられている.現在末梢投与可能な造影剤はレボビストだけであるが,新しい造影剤の臨床治験が始まっている.造影剤を使用することで,存在診断,血流情報を加味した質的診断の向上がみられる.3D超音波もリアルタイム3次元エコーやfusion3Dなどが開発されており,超音波内視鏡では細型プロープを管腔内でスパイラルスキャンして3次元表示する装置も出てきている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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