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文献詳細

雑誌文献

検査と技術29巻6号

2001年06月発行

病気のはなし

巨赤芽球性貧血

著者: 二宮治彦1

所属機関: 1筑波大学医療技術短期大学部

ページ範囲:P.510 - P.516

文献概要

新しい知見
1.巨赤芽球性貧血における無効造血とアポトーシス
 巨赤芽球性貧血における造血は無効造血と言われているが,Koury & Horneは葉酸欠乏性の巨赤芽球性貧血動物モデルにおいて,①葉酸欠乏下で前赤芽球はアポトーシスを引き起こすが細胞質は成熟を続ける,②このアポトーシスは葉酸あるいはチミジンの添加により抑制されたと報告している1)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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