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文献詳細

雑誌文献

検査と技術29巻6号

2001年06月発行

けんさアラカルト

新しい酵素法(NADS・G6P-DH系)によるアンモニアの測定

著者: 川崎陽子1

所属機関: 1新潟大学医学部附属病院検査部

ページ範囲:P.541 - P.541

文献概要

はじめに
 酵素法によるアンモニアの測定は,特異性が高く,簡易で優れた方法として普及しています.これまでの酵素法はグルタミン酸脱水素酵素(gltammate dehydrogenase;GLDH)を用い吸光度の減少を捉えるものだけでしたが,最近,NAD(nicotinamide adeninedinucleotide)合成酵素(NADS)による上昇を捉える新しい方法が開発されました.この試薬は液状であるため調整の必要はなく,汎用自動分析装置での使用が可能です.そこで若干の検討を行った経験を基に,この方法について少しお話しします.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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