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文献詳細

雑誌文献

検査と技術29巻6号

2001年06月発行

文献概要

見開き講座 分子細胞遺伝学への道しるべ・6

核酸1.核酸

著者: 田村高志1

所属機関: 1杏林大学保健学部臨床遺伝学教室

ページ範囲:P.546 - P.547

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核酸とは
 核酸(nucleic acid)はあらゆる生物の細胞に存在する高分子物質である.核酸はリン酸,糖,塩基から成るヌクレオチド(nucleotide)と呼ばれる基本単位から成り,デオキシリボ核酸(deoxyribonucleic acid;DNA)とリボ核酸(ribonucleicacid;RNA)との2種類がある(表).
 構成する糖がデオキシリボースであるヌクレオチドを,デオキシリボヌクレオチドと呼び,これが鎖状に長く連なったのがDNAである.また,構成する糖がリボースであるヌクレオチドが連なったものがRNAである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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