icon fsr

文献詳細

雑誌文献

検査と技術29巻6号

2001年06月発行

文献概要

トピックス

糸球体濾過量の正確な推定

著者: 木村健二郎1

所属機関: 1聖マリアンナ医科大学腎臓高血圧内科

ページ範囲:P.561 - P.563

文献購入ページに移動
はじめに
 腎臓の中心的な機能の1つである濾過機能は単位時間当たりの各糸球体における濾過の総和として表される.これは臨床的には極めて重要な腎機能の指標である.これをglomerular filtration rate(GFR)と言い,日本語では糸球体濾過量(値)と訳される.rateは(濾過)速度のことであるので,しばしば使われる糸球体濾過率という語は誤りである.最近,日本腎臓学会において糸球体濾過量の測定に関する報告1)がなされたので,本稿ではその報告に基づいて現在臨床で使い得る糸球体濾過量測定法に関して解説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら