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文献詳細

雑誌文献

検査と技術29巻7号

2001年06月発行

文献概要

増刊号 病理組織・細胞診のための日常染色法ガイダンス 2.結合組織の日常染色法 a)膠原線維の染色法

マロリー染色

著者: 大塚俊司

所属機関:

ページ範囲:P.644 - P.646

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目的
 マロリー染色(Mallory stain)は,マロリーが1905年に考案した染色法で,酸フクシンとアニリンブルー・オレンジG混合液により染色する方法であり,筋線維と膠原線維の鑑別に有用である.また,細胞内の分泌顆粒,分泌物,硝子様物質なども染色される.現在では,後にハイデンハイン(Heidenhain)が改良した染色法〔アザン・マロリー染色(Azan-Mallory stain)〕が広く用いられている.マロリー染色は原法では染色に長時間を要するが,ここでは短時間で染色可能な方法を紹介する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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