icon fsr

文献詳細

雑誌文献

検査と技術29巻7号

2001年06月発行

増刊号 病理組織・細胞診のための日常染色法ガイダンス

2.結合組織の日常染色法 c)細綱(好銀)線維の染色法

N・F—渡辺変法

著者: 布施恒和

ページ範囲:P.667 - P.671

文献概要

目的
 好銀染色は,結合組織の線維成分の主体をなす膠原線維,細網線維を染め出すのが目的である.特に細網線維は一般的に格子状線維,好銀線維と呼ばれ,脾,肝,リンパ節などの網内系に多く存在している.
 この線維の走行状態は未分化な悪性腫瘍の鑑別(上皮性か,非上皮性か),間質性肺炎,脾炎,肝炎における線維化の進行状態の把握に極めて重要であり,日常の病理検査に不可欠な染色法となっている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら