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文献詳細

雑誌文献

検査と技術29巻7号

2001年06月発行

文献概要

増刊号 病理組織・細胞診のための日常染色法ガイダンス 2.結合組織の日常染色法 c)細綱(好銀)線維の染色法

ジョーンズPAM染色

著者: 則松良明 中国恭美

所属機関:

ページ範囲:P.676 - P.678

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目的
 PAM染色(periodic acid-methenamine-silverstain;過ヨウ素酸メセナミン銀染色)は,ゴモリ(Gomori)によるグリコーゲンおよびムチンのクロム酸・メセナミン銀染色をもとに,ジョーンズ(Jones)が1953年,腎糸球体の特殊鍍銀法として考案,1957年に発表した方法である.
 通常の鍍銀染色法では染めることができない細線維(基底膜;コラーゲンtype IV)を検出することが可能であり,特に糸球体腎炎の病理学的診断には欠かせない染色法である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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