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増刊号 病理組織・細胞診のための日常染色法ガイダンス 2.結合組織の日常染色法 c)細綱(好銀)線維の染色法
ジョーンズPAM染色
著者: 則松良明 中国恭美
所属機関:
ページ範囲:P.676 - P.678
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PAM染色(periodic acid-methenamine-silverstain;過ヨウ素酸メセナミン銀染色)は,ゴモリ(Gomori)によるグリコーゲンおよびムチンのクロム酸・メセナミン銀染色をもとに,ジョーンズ(Jones)が1953年,腎糸球体の特殊鍍銀法として考案,1957年に発表した方法である.
通常の鍍銀染色法では染めることができない細線維(基底膜;コラーゲンtype IV)を検出することが可能であり,特に糸球体腎炎の病理学的診断には欠かせない染色法である.
PAM染色(periodic acid-methenamine-silverstain;過ヨウ素酸メセナミン銀染色)は,ゴモリ(Gomori)によるグリコーゲンおよびムチンのクロム酸・メセナミン銀染色をもとに,ジョーンズ(Jones)が1953年,腎糸球体の特殊鍍銀法として考案,1957年に発表した方法である.
通常の鍍銀染色法では染めることができない細線維(基底膜;コラーゲンtype IV)を検出することが可能であり,特に糸球体腎炎の病理学的診断には欠かせない染色法である.
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