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文献詳細

雑誌文献

検査と技術29巻7号

2001年06月発行

文献概要

増刊号 病理組織・細胞診のための日常染色法ガイダンス 4.多糖類の日常染色法

ベストのカルミン染色

著者: 宮平良満 岩井宗男 宮本敬子 九嶋亮治 岡部英俊

所属機関:

ページ範囲:P.695 - P.697

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はじめに
 グリコーゲンは肝臓や筋肉をはじめ,さまざまな組織細胞中に存在するが,各種疾患などにおいて,それを証明するため,いくつかの染色方法が利用されてきた.その中でも現在ではα-アミラーゼなどによる消化試験も含めて,PAS反応(periodic acid Schiff reaction)が一般的な糖質の証明方法として主に活用されている.
 一方,古典的な方法で,最近ではあまり利用している施設は少ないものの,グリコーゲンの代表的な染色としてベスト(Best)のカルミン染色(Carmine stain)がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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