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文献概要
増刊号 病理組織・細胞診のための日常染色法ガイダンス 8.内分泌細胞(細胞内内分泌顆粒)の日常染色法
鉛ヘマトキシリン染色
著者: 冨永晋 広井禎之 河合俊明
所属機関:
ページ範囲:P.801 - P.803
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鉛ヘマトキシリン染色(lead-Hematoxylinstain)は,ソルシア(Solcia,1969年)らにより特定の内分泌細胞を染めるために用いられるようになった方法である.鉛ヘマトキシリン陽性の内分泌細胞は膵ランゲルハンス島D細胞(ソマトスタチン産生),脳下垂体前葉好塩基性細胞のうち副腎刺激ホルモン(ACTH)産生細胞などである.病理学領域では膵ランゲルハンス島D細胞を染色することを目的として使われることが多い.
鉛ヘマトキシリン染色(lead-Hematoxylinstain)は,ソルシア(Solcia,1969年)らにより特定の内分泌細胞を染めるために用いられるようになった方法である.鉛ヘマトキシリン陽性の内分泌細胞は膵ランゲルハンス島D細胞(ソマトスタチン産生),脳下垂体前葉好塩基性細胞のうち副腎刺激ホルモン(ACTH)産生細胞などである.病理学領域では膵ランゲルハンス島D細胞を染色することを目的として使われることが多い.
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