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増刊号 病理組織・細胞診のための日常染色法ガイダンス 8.内分泌細胞(細胞内内分泌顆粒)の日常染色法
アルデヒド・チオニン染色
著者: 広井禎之 舘亜矢子 冨永晋 河合俊明
所属機関:
ページ範囲:P.808 - P.811
文献購入ページに移動アルデヒド・チオニン染色(aldehyde thioninestain)は,バジェット(Paget)らによりアルデヒド・フクシン染色(aldehyde-fuchsin stain)の改良法(アルデヒド・フクシン染色とほぼ同様の染色態度をとり,退色しない色素)として考案された染色法である.
アルデヒド・チオニン染色は膵ランゲルハンス島のB細胞のほか,下垂体前葉好塩基性細胞の一部〔甲状腺刺激ホルモン(TSH),黄体化ホルモン(LH),卵胞刺激ホルモン(FSH)産性細胞〕などを染め出す.
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