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増刊号 病理組織・細胞診のための日常染色法ガイダンス 9.中枢神経系の日常染色法
ボディアン染色(神経原線維染色)
著者: 石塚裕子 小川浩美
所属機関:
ページ範囲:P.820 - P.823
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神経細胞は細胞体(核周部)とこれから出る突起とからなる.細胞体内には通常1個の細胞核と,一般細胞に見られるような種々の形質が含まれている.神経細胞には,これらの一般的構造のほかに,細胞形質の中に神経細胞の持つ特異的構造として挙げられる2つの要素,すなわちニッスル物質(Nissl substance)と神経原線維(neurofibrils,neurofibrillen)が含まれている.
神経細胞は細胞体(核周部)とこれから出る突起とからなる.細胞体内には通常1個の細胞核と,一般細胞に見られるような種々の形質が含まれている.神経細胞には,これらの一般的構造のほかに,細胞形質の中に神経細胞の持つ特異的構造として挙げられる2つの要素,すなわちニッスル物質(Nissl substance)と神経原線維(neurofibrils,neurofibrillen)が含まれている.
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