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文献詳細

雑誌文献

検査と技術29巻7号

2001年06月発行

文献概要

増刊号 病理組織・細胞診のための日常染色法ガイダンス 12.生体色素の日常染色法 a)胆汁および胆汁色素の染色法

グメリン法

著者: 金子伸行

所属機関:

ページ範囲:P.857 - P.860

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目的
 グメリン法(Gmelin method)は胆汁色素(bile pigment)を証明するための染色法の1つである.
 胆汁色素は,化学的にはヘム(heme)の直鎖テトラピロール誘導体(図)で,ヘマトキシリン・エオジン染色(Hematoxylin-Eosin stain)標本上ではビリルビン(bilirubin)とヘマトイジン(hematoidin)に区別されているが,組織化学的反応は類似し,化学的にも同一物であると考えられている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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