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文献詳細

雑誌文献

検査と技術29巻7号

2001年06月発行

文献概要

増刊号 病理組織・細胞診のための日常染色法ガイダンス 14.特殊染色法

酵素組織化学(筋生検)

著者: 岩本宏文

所属機関:

ページ範囲:P.897 - P.903

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ゴモリのトリクローム染色
 1.目的
 ゴモリ(Gomori)のトリクローム染色(Trichrome stain)は酵素染色法でないが,筋生検の検索になくてはならない染色法で,ヘマトキシリン・エオジン染色(Hematoxylin-Eosin stain)で確認できる構造のほかに,大まかな筋線維のタイプ分け,ラッグドレッドファイバー(ragged red fiber. ミトコンドリア異常,写真2),ネマリン小体(nemaline rod,写真3)などの封入体の存在(sarcoplasmic body)などの検索ができ,非常に有用な染色法である1)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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