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文献詳細

雑誌文献

検査と技術29巻7号

2001年06月発行

文献概要

増刊号 病理組織・細胞診のための日常染色法ガイダンス 14.特殊染色法

酵素抗体法

著者: 鴨志田伸吾 堤寛

所属機関:

ページ範囲:P.904 - P.909

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目的
 酵素抗体法は,従来の特殊染色では検出できなかったホルモン,酵素,免疫グロブリンをはじめとした血漿蛋白,細胞骨格蛋白,腫瘍マーカー,病原体,増殖細胞マーカー,癌遺伝子関連抗原,ホルモン受容体など数多くの抗原物質を特異的に証明する.そのため,機能形態学的診断だけでなく,悪性度の指標や治療方針の決定に一歩踏み込んだ判断が可能となる.現在では使用可能な抗体数は飛躍的に増加し,またより高感度な手法が次々と開発されており,酵素抗体法の利用価値はいっそう高まっている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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