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技術講座 一般
「尿沈渣検査法2000」の概要—[2] 円柱とその他
著者: 宿谷賢一1 油野友二2 伊藤機一3
所属機関: 1杏林大学医学部付属病院中央検査部 2金沢赤十字病院検査部 3神奈川県立衛生短期大学
ページ範囲:P.967 - P.972
文献購入ページに移動「尿沈渣検査法2000」は日本での尿沈渣検査の標準法(GP1-P2)の改訂版である.新しい知見として尿沈渣成分のこれまでの上皮細胞基本5分類,円柱基本7分類の様式から基本分類をなくし,他の細胞・円柱成分も並列に表記した.そのうえで日常よく遭遇し,十分に鑑別することが求められる成分に“*”印をつけ,それぞれの円柱についての解説が加筆された.また,以前の懸案事項であった赤血球形態の表現法,異型細胞の基本的考え方と報告形式,自動分析機器による尿中成分情報の位置づけの3点について明記された.
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