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文献詳細

雑誌文献

検査と技術29巻8号

2001年07月発行

文献概要

検査データを考える

精液検査の実際と問題点

著者: 馬場克幸1 岩本晃明1

所属機関: 1聖マリアンナ医科大学泌尿器科

ページ範囲:P.1017 - P.1019

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はじめに
 精液検査は,男子不妊症の診断・治療の際に最も基本的,かつ重要な検査とされている.精子自動分析装置が普及しつつあるものの,精液という特殊な検体事情からルーチン検査における完全な自動化は難しく,検者の手技に頼る施設が依然大部分である.
 本稿では,筆者らが男性生殖機能に関する疫学調査の際に行った精液検査法を注意点をまじえて解説し,また,精液検査を取り巻く現況とその問題点について概説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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