文献詳細
文献概要
技術講座 免疫
梅毒TP抗体の測定法
著者: 足立佐和子1 山田輝雄1
所属機関: 1東京逓信病院臨床検査科
ページ範囲:P.1060 - P.1064
文献購入ページに移動新しい知見
TP(Treponema pallidum)抗体測定は,自動化と,より簡便な試薬を用いた測定法の開発が進められルーチン化されている.従来,被検検体は主に血清または血漿であったが,近年,全血でも測定可能な全自動蛍光免疫測定装置による測定法が開発され,緊急手術時など至急検査の測定時間の短縮が可能となった.また,測定法の多くが用手法であるSTS法(serologic testfor syphilis)でも免疫凝集測定装置を用いた測定法が開発された.これにより梅毒血清スクリーニングセット検査の自動化が可能となり,さらなる迅速化,検査の効率化が期待されている.
TP(Treponema pallidum)抗体測定は,自動化と,より簡便な試薬を用いた測定法の開発が進められルーチン化されている.従来,被検検体は主に血清または血漿であったが,近年,全血でも測定可能な全自動蛍光免疫測定装置による測定法が開発され,緊急手術時など至急検査の測定時間の短縮が可能となった.また,測定法の多くが用手法であるSTS法(serologic testfor syphilis)でも免疫凝集測定装置を用いた測定法が開発された.これにより梅毒血清スクリーニングセット検査の自動化が可能となり,さらなる迅速化,検査の効率化が期待されている.
掲載誌情報