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検査の昔ばなし
高田反応の思い出
著者: 高田蒔
所属機関:
ページ範囲:P.44 - P.45
文献購入ページに移動大正13年から翌14年にかけ東京ではインフルエンザの流行がかなり激しく,筆者も1月余臥床した.久しぶりに登院してみたものの外来患者はパッタリ来なくなり,薬取りがたった2件という非常なさびれ方であった.しかしこのためにかえって身辺に余裕ができたので,この暇に研究をやっておこうと考え,大正13年に創案した尿反応(尿高田反応)の本態に関する研究を続けることにした.
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