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マスターしよう基本操作
目盛りの読み方
著者: 北村元仕1
所属機関: 1虎の門病院生化学科
ページ範囲:P.49 - P.52
文献購入ページに移動 濃度や単位などの検査データは一般に目盛りを通して求められる.目盛りは,いわば定量的検査の窓口であり,測定全行程の最後にその結果を私たちに示してくれるものである.
しかし目盛りは"見る"といわずに"読む"という.それは目盛りが示すアナログ量(連続量)を1つの数字に変換する判断作業のゆえなのだが,よく考えてみると,目盛りを見ることと定量値を読み取ることとの間には更に大きな距離がある.そのような立場も含めて,身辺にあるいろいろな目盛りをながめてみることにしよう.
しかし目盛りは"見る"といわずに"読む"という.それは目盛りが示すアナログ量(連続量)を1つの数字に変換する判断作業のゆえなのだが,よく考えてみると,目盛りを見ることと定量値を読み取ることとの間には更に大きな距離がある.そのような立場も含めて,身辺にあるいろいろな目盛りをながめてみることにしよう.
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