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文献詳細

雑誌文献

検査と技術3巻12号

1975年12月発行

最近の検査技術

高速液体クロマトグラフィー

著者: 小沢恭一1

所属機関: 1日立製作所那珂工場

ページ範囲:P.33 - P.39

文献概要

 ここ数年の臨床検査の自動化の進歩には目をみはるものがある.Skeggsによって考案された,いわゆるフロー方式の自動分析装置が,テクニコン社の製品オートアナライザーとして米国の市場に発売されたのは1957年であった.それから約10年間はテクニコン社の独壇場であったが,その後は,いわゆるディスクリート方式(ピックアップ方式ともいう)の自動分析装置が,テクニコン社以外の多くのメーカーから発売され,これらを網羅する表を作ろうとすれば,たぶん20社の,数十種の製品を並べてもなお不十分ということができるであろう.日本国内でさえ,日立,オリンパス,東芝がそれぞれ2〜3機種を発売しており,病院,検査センターなどで広く用いられている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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