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文献詳細

雑誌文献

検査と技術3巻2号

1975年02月発行

文献概要

マスターしよう基本操作

尿沈渣標本の作り方

著者: 林康之1

所属機関: 1順大・臨床病理

ページ範囲:P.41 - P.45

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 尿沈渣の鏡検は最も簡単な検査で,尿タンパク定性検査とともに検査頻度も高い.また一般検査実習のうちで恐らく最もめんどうでよくわからない,よく見えない,という悲鳴のあがる検査種目である.その第一歩が標本の作り方の良し悪しにかかっているわけである.標本作製は単純な手技の組み合わせにすぎないが,よい成績を報告するためにわざわざここに取り上げられたものと思う.操作のひとつひとつはすでに習得した技術であり,新しいことはないが,細かい注意を含めて解説する.まず,全般的な注意として次の事項を守ってほしい.
(1)できるだけ自分の手技を固定したものにすること,緩急自在といった応用を利かさないことである.
(2)汚染に注意する.ガラス器具は必ず1検体ずつ別にすること.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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