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文献詳細

雑誌文献

検査と技術3巻4号

1975年04月発行

文献概要

技術講座 生化学

血糖定量法

著者: 内田壱夫1

所属機関: 1日本医学研究所技術部

ページ範囲:P.58 - P.64

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現在,検査室で一般に利用されている定量法は原理的に表1のごとく,ブドウ糖のC1のアルデヒド基の還元性を利用する方法,糖の酸性下における縮合反応を利用する方法,酵素を用いる方法に大別される.具体的には,用手法では,大部分(約80%)が縮合反応を用いたo-TB法が採用され,自動分析法では,フローシステムにおいては還元法,ディスクリートシステムでは酵素法,もしくは縮合法にほぼ整理され,最近では,酸素電極法を原理としたグルコースアナライザーも普及しつつある
 本稿では,特に利用度の高い定量法の概要について,自動分析法を含めて解説したい.また,いずれの定量法を選択するにも,その方法の原理,特徴を十分認識して使用しなければならないので,各定最法の特徴,問題点を中心に述べる.したがって,テクニックの細部については参考文献を見ていただきたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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