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技術講座 細菌
文献概要
マイコプラズマは細胞壁を欠く微生物群の一つで,ミクソウイルス程度の大きさであるが,人工培地の上でよく発育する.また,動物タンパクやステロイドなどを要求する独特の微生物である.
現在,マイコプラズマは原発性非定型肺炎などの急性呼吸器感染症の高頻度の病原として知られているほか,これに合併する肋膜炎,中耳炎や,尿道炎,膣炎,髄膜炎,発疹性疾患,眼炎,敗血症,Guillain-Barré症候群,Stevens-Johnson症候群など広範囲の疾患が報告されている.
現在,マイコプラズマは原発性非定型肺炎などの急性呼吸器感染症の高頻度の病原として知られているほか,これに合併する肋膜炎,中耳炎や,尿道炎,膣炎,髄膜炎,発疹性疾患,眼炎,敗血症,Guillain-Barré症候群,Stevens-Johnson症候群など広範囲の疾患が報告されている.
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