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文献詳細

雑誌文献

検査と技術3巻6号

1975年06月発行

文献概要

技術講座 生化学

GOT,GPT

著者: 堀田勝弘1

所属機関: 1守口臨床化学研究所

ページ範囲:P.58 - P.65

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 GOT,GPTが臨床検査とかかわり合いを持つようになったのは,1954年にLaDue,Wroblewski,そしてKarmenら1)によって発表された有名な論文である.その内容は急性心筋硬塞発作時の血清トランスアミナーゼの著明な上昇及びその後の急速な消失についてである.それ以降のKarmenらのGOT,GPTに関する一連の論文が本酵素の臨床検査への糸口になったのみならず,臨床化学における臨床酵素学の隆盛を招く礎となった.
 本稿は血清のGOT,GPTの測定について述べ,内容は自動分析法も含め,一般に利用度の高い測定法を中心にして,その他は文献紹介程度にとどめたい.測定法については特徴及び問題点を主とし,テクニックの細部については文献を参照されたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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