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文献詳細

雑誌文献

検査と技術3巻7号

1975年08月発行

文献概要

特集 必修 日常検査の実技 血液

プロトロンビン時間

著者: 藤巻道男1

所属機関: 1東京医大臨床病理

ページ範囲:P.38 - P.38

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被検血漿に組織トロンボプラスチンとカルシウムを添加して,その凝固時間を測定する方法である.これに影響を及ぼす因子としては第Ⅰ(フィブリノゲン),第Ⅱ(プロトロンビン),第Ⅴ,第Ⅶ,第Ⅹ因子であり,その異常はこれらの因子の欠乏,機能異常,抗凝血素などによる場合である.臨床上PTの延長する場合は先天性,症候性として肝機能障害,ビタミンK吸収障害,抗凝血薬療法,血栓症(DIC),抗凝血素などである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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