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文献詳細

雑誌文献

検査と技術3巻7号

1975年08月発行

文献概要

特集 必修 日常検査の実技 血清

クームス試験

著者: 竹内直子1

所属機関: 1慈恵医大病院輸血部

ページ範囲:P.56 - P.57

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クームス試験は抗ヒトグロブリン試験とも言われ,非定型抗体の検出法のひとつで,応用範囲も広く大変良い方法である.この検査法は手技は簡単であるが判定には熟練を要する.また用いたクームス血清(抗血清)の良悪が大きく結果に影響するので,その検査目的に適した(一般には広域に反応する良質なもの)抗血清を吟味して用いなければならない.現在では,検出された非定型抗体が何の抗体であるかという同定の要求も多くなってきたので,血液型抗体についての同定法も,クームス試験を応用してあわせ図解した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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