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文献詳細

雑誌文献

検査と技術3巻7号

1975年08月発行

文献概要

特集 必修 日常検査の実技 細菌

チール・ネルゼン染色(抗酸菌染色)

著者: 大塚正和1 奥住捷子1

所属機関: 1東大病院中検

ページ範囲:P.74 - P.75

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抗酸菌は結核菌で代表されるMycobacterium属やNocardiaで,この染色により赤く染まり,他の菌や細胞はすべて後染色のメチレン青により青く染まる.手順は次のとおり.
 1)塗抹,乾燥,固定 2)石炭酸フクシンを載せ加温 3)水洗 4)3%塩酸アルコールで脱色 5)水洗 6)レフレルのメチレン青で後染色 7)水洗,乾燥グラム染色と同じ操作のところははぶいて,重点的に解説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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